松村 咲希

1993年長野県に生まれる。京都造形芸術大学美術工芸学科油画コース卒業後、京都造形芸術大学大学院ペインティングコースを修了。
世界を感じる認識や感覚、その不可思議さを絵画として制作。画材は主にアクリル絵具を使用し、ペインティング、シルクスクリーン、ステンシルなどの複数の技法を組み合わせて描き、コラージュ遊びの時に発見するような、いびつで整合性の取れない空間の絵画を制作。
平面作品が持っているある種の錯覚や歪みのような空間性は、現実とのズレとして私たちの感覚を再認識させ、また、現実世界の風景には感じえない多次元的な景色や感覚へのイマジネーションを膨らませ、まだ見ぬものへの想像は、自分たちを取り巻く世界との関わりと眼差しを変化させ続けることに繋がると信じている。
2015年「2014 年度京都造形芸術大学卒業・修了制作展」 にて奨励賞を受賞。2019年には「UNKNOWN ASIA Art Exchange Osaka 2019」スポンサーDPH 賞、審査員Benny au賞を受賞している。