モーリス・ド・ヴラマンク

1876年生まれ。自転車選手などを経て独学で画家を志す。1900年、後に共同のアトリエを借りることとなるドランと出会い、彼から紹介されたマティスとで野獣派(フォーヴィスム)の中心メンバーとなる。初期の作品は野獣派の象徴となる鮮烈な色彩とゴッホのような厚塗りの筆致を用いた作品が多いが、00年代後半から10年代にかけてはセザンヌの影響がうかがえる作品を多く残している。その後は農村や街の雪景などを荒々しいタッチで描く独自のスタイルを確立。

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