╶ Les Fleurs╶ 花展

このたび、ギャルリーためなが大阪では5月17日（月）から6月6日（日）まで、花の絵を集めた「- Les Fleurs -」展を開催致します。いつの時代にも「花」の名画は多くの人を感動させてきました。花は画家たちを魅了する普遍的主題で、その華麗ではかない魅力が、多くの芸術家たちにインスピレーションを与えてきました。 画家たちは華やぎに秘めた移ろいゆく時を、一枚の画布に描き続けます。 19世紀後半、印象派の画家たちは花を写真のように描くのではなく、先入見を捨てて花を観察し、感覚をすばやく画面にとどめました。明るく生き生きとした生命力を描きたかったからです。さらに20世紀に入ると画家たちは感覚だけではなく、色彩と形態を自由自在に表現し、独創的な世界を描いていきます。今日では過去の伝統を継承しつつ、画材、表現技法をさらに追求し、新たな境地を切り開いております。
本展では、ルノワール、ルオー、シャガール、キスリング、ローランサン、ビュッフェ等の巨匠をはじめ、現代画壇を代表するアイズピリ、コタボ、ギアマン、ワイズバッシュ、フサロ、ゴリチ、智内兄助、チェン ジャン‐ホン等、花の絵画30余点を一堂に展観いたします。 百花繚乱、100年の時を経てもなお生き生きと咲き誇ります巨匠の作品と、現代作家の花の饗宴を
ご観覧くだされば幸いです。どうぞ皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。