Les Fleurs

百花繚乱100年の時を経て生き生きと咲き誇る花々
巨匠と現代作家が描いた花の饗宴

このたび、ギャルリーためなが大阪では、2018年3月8日（木）から4月8日（日）まで、花の作品を集めた展覧会「Les Fleurs」を開催致します。
本展では、シャガール、ルオー、キスリング、ヴラマンク、デュフィ、ビュッフェ、荻須高徳 等の巨匠をはじめ、現代画壇を代表するカシニョール、アイズピリ、コタボ、ギアマン、フサロ、トム・クリストファー、チェン ジャン ホン、智内兄助等の20作家35作品を一堂に展観いたします。

いつの時代においても、人々は花の名画に感動させられます。花は画家たちを魅了する普遍的主題で、その華麗で儚い魅力が多くの芸術家たちにインスピレーションを与え、華やぎに秘めた移ろいゆく一瞬が一枚の画布に描かれてきました。
19世紀後半、印象派の画家たちは花を写真のように描くのではなく、先入見を捨てて観察し、捉えた感覚をすばやく画面にとどめました。明るく生き生きとした生命力を描きたかったからです。さらに20世紀に入ると、画家たちは感覚だけでなく、色彩と形態を自由自在に表現し、抽象絵画など独創的な絵画に発展させました。現在、世界で活躍している作家たちは、過去の伝統を継承しつつも、画材や表現技法をさらに追求し、新たな境地を切り開き続けています。　

是非この機会に、百花繚乱、多彩な花々の饗宴をお楽しみいただければ幸い